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公務員が退職を伝えたのは半年前|係長→課長→人事の順で進んだ話

市役所の小さな面談室。机をはさんで椅子が2脚ある 公務員を辞める
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市役所を辞めると最初に伝えたのは、辞める半年前でした。

いつ、誰に、どう切り出すか。辞めると決めた人が次に止まるのは、たぶんここだと思います。

この記事では、私が市役所で退職を伝えたときの流れを、そのまま書きます。

結論:年度末に辞めるなら、半年前でちょうどよかった

先に結論です。

・伝えたのは、退職の半年前
・順番は、係長 → 課長 → 人事
・係長にも課長にも、個人面談の場で伝えた
・「もったいない」と引き止められたが、最後は納得してもらえた

半年前というと、早すぎるように感じるかもしれません。ただ、公務員の場合は人事の配置と引継ぎがあるので、年度末に辞めるならこのくらいでちょうどよかったと思っています。

伝えたのは、退職の半年前

年度末で辞めると決めていた

辞めるのは年度末、と決めていました。

市役所の人事は年度単位で動きます。4月に異動があり、新しい年度の体制が決まる。年度の途中で抜けるより、区切りで抜けたほうが、残る人への影響は小さくなります。

半年前にした理由は、人事と引継ぎ

半年前にしたのは、人事と引継ぎの関係です。

私が年度末で抜けるなら、次の年度にその席をどうするかを人事が考える必要があります。そして、私が持っていた仕事を誰かに引き継がなければいけません。

直前に伝えると、そのどちらも間に合いません。

誰に、どこで伝えたか

最初は係長に、個人面談の場で

最初に伝えたのは、係長です。

場所は個人面談の場でした。1対1で、ほかの人に聞かれずに話せる場です。

いきなり課長や人事に行くのではなく、まず直属の係長から。組織の順番どおりに進めました。

次に課長。これも個人面談

係長のあと、課長に伝えました。これも個人面談の場です。

そのあとは、人事とのやり取り

課長まで話が通ったあとは、人事とのやり取りに移りました。

ここから先は、気持ちの話というより手続きの話です。

少しだけ開いたオフィスのドアと、取っ手に添えられた手

「もったいない」と引き止められた

引き止めは、あった

引き止めはありました。言われたのは「もったいない」です。

この言葉は、職場だけでなく家族や友人からも言われました。その話は「公務員を辞めるなんてもったいない」と全員に言われた話に書いています。

最後は「それならしょうがない」になった

ただ、ずっと引き止められ続けたわけではありません。

私はもともと、IT関連の知識では庁舎内でも知られた存在でした。情報システム課にいて、数千台規模のPC入替でチームリーダーをやっていたこともあります。

その人間が、ITやWebの分野でやりたいことがあると言っている。それならしょうがない、という受け止め方に、最終的にはなりました。

伝えたあと、職場の空気はどうなったか

大きくは変わらなかった

伝えたあとも、職場の空気は特に変わりませんでした。

丸投げされていた仕事が、戻っていった

ひとつだけ変化がありました。

それまで私に丸投げしていた人が、自分でやるようになったことです。

私がいなくなる前提になったので、自分でやるしかなくなった、ということだと思います。引継ぎという意味では、悪くない変化でした。

整理されたファイルとチェックリストが置かれた机

公務員の退職で、先に知っておくといいこと

ここからは私の体験ではなく、一般的な仕組みの話です。細かい手続きは自治体によって違うので、自分の職場の規程で必ず確認してください。

退職は「願い出て、承認される」形

公務員の退職は、退職願を出して、任命権者が承認する形で進みます。

民間の会社員だと「2週間前に申し出れば辞められる」という民法の話がよく出ますが、公務員の退職にはこの話がそのまま当てはまるわけではありません。

だからこそ、余裕を持って伝えて、話し合いで時期を決めるのが現実的です。

失業保険は出ない

公務員は、退職金は出ますが、失業保険は出ません。辞めたあとの生活費をどうするかは、伝える前に考えておいたほうがいいです。

私が辞めたあとのお金の話は公務員を辞めたあとのお金にまとめました。

これから伝える人へ

私の経験から、伝える前に決めておくといいことを並べます。

・辞める時期を先に決める。公務員なら年度末が区切りになりやすい
・伝える順番は、直属の上司から
・場所は、1対1で話せる面談の場を使う
・「もったいない」と言われる前提で、辞めたあとに何をするかを自分の言葉で言えるようにしておく

最後の一つについて、私の場合は、ITやWebの分野でスキルを磨きたいという話がはっきりしていました。周りから見ても、それまでの私と筋がつながっていたのだと思います。

公務員は、一度辞めると戻れません。伝える前に、辞めたあとの行き先をどこまで具体的にできているかは、一度立ち止まって確認してみてください。

在職中の転職活動をどう進めたかは在職中の転職活動、面接の休みはどう取った?に書いています。

まとめ

・退職を伝えたのは、年度末退職の半年前
・理由は、人事の配置と引継ぎに時間がかかるから
・係長 → 課長(どちらも個人面談)→ 人事の順
・「もったいない」と引き止められたが、IT分野に進む話だったので、最後は「しょうがない」になった
・伝えたあと、空気は変わらず。丸投げされていた仕事は、それぞれ自分でやるようになった

辞めるかどうか自体で迷っているなら、先に高卒で地方都市の市役所に9年勤めて辞めた話を読んでみてください。

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