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地元を出ずに転職した理由|残ってよかったこと、不利だったこと

山と海にはさまれた地方の町。川が町を通って海へ流れている 地方から動く
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地元に残るか、出るか。地方に住んでいて転職を考えると、どこかで一度はこの問いにぶつかると思います。

私は地方都市に住んだまま、2回転職しました。一度も地元を出ていません。

この記事では、私が地元を出なかった理由と、残ってよかったこと、逆に不利だったことを書きます。地元・リモート・移住という選択肢の整理は地方在住で転職するときの3つの選択肢に書いたので、ここでは私個人の話をします。

結論:出なかったのは地元が好きだったから。不利だったのは、仕事が選べないこと

・地元を出なかったのは、地元が好きで、離れたくなかったから
・実家の両親の体調がよくないので、近くにいたかった
・住んだまま首都圏の会社に勤める道は考えたが、実務経験がなくて落ちた
・残ってよかったのは、慣れた場所に住めること、地元の行事、海・山・川がそろった環境
・不利だったのは、仕事が選べないこと。給料の高い仕事は、学歴で弾かれた

地元を出なかった理由

離れられない、というより離れたくなかった

高卒で就職先を選んだときから、地元を出るという選択肢は持っていませんでした。その話は高卒で市役所を選んだ理由に書いています。

理由は、離れられないというより、離れたくなかったからです。

地元が好きだったからです。

両親の近くにいたかった

もうひとつは、実家の両親のことです。

両親は体調があまりよくありません。何かあったときに、近くにいないといけない。

この2つがあったので、地元を出ることを本気で考えた時期は、一度もありませんでした。

住んだまま、首都圏の会社に勤める道は考えた

地元を出るつもりはありませんでした。ただ、住む場所はそのままで、首都圏の会社にリモートで勤めるという道は考えました。

実務経験がなくて、落ちた

結果は、落ちました。理由は実務経験がなかったことです。

地元にいながら働く先だけ外に出す、というやり方は、地方在住者にとっては一番大きな逆転の手です。ただ、企業からすれば、目の届かない場所にいる未経験者を雇うことになります。そこは甘くありませんでした。

「数年は首都圏で研修」と言われた

もうひとつ、壁がありました。

リモートで働けるとしても、最初の数年は首都圏で研修が必要だと言われたことです。

1〜2ヶ月くらいなら、まだ考えられます。でも、数年となると話が違います。地元を出たくない、両親の近くにいたいという理由で残っているのに、それでは意味がありません。

リモート勤務を考えるなら、「リモート可」の一言だけでなく、研修や最初の勤務地がどこになるのかまで先に確認したほうがいいです。

川原に置かれたアウトドアチェアとリュック。奥に山が見える

地元に残ってよかったこと

慣れ親しんだ場所に住める

一番は、これです。慣れ親しんだ場所に、そのまま住み続けられること。

地元の行事に参加できる

地元の行事に参加できるのも、残ったからこそです。

海も山も川も、全部ある

私はアウトドアが好きです。

地元には、海、山、川と、遊べる環境が全部そろっています。休みの日に、それがすぐ近くにある。

仕事の条件だけを比べていると、見えにくい部分です。

空きの多いコルクボードに、白いカードが2枚だけ留められている

地元に残って不利だったこと

仕事が選べない

不利だったのは、はっきりしています。仕事が選べないことです。

地方は、求人の数そのものが少ないです。職種を変えようとすると、なおさらです。私が転職活動をしていたとき、地元で「Webマーケター」で検索して出てきたのは3社ほどでした。この話は地方にWeb業界の仕事はあるかに書いています。

給料の高い仕事は、学歴で弾かれた

しかも、数少ない求人の中でも、給料が高い仕事は学歴で弾かれたり、そもそも選べなかったりしました。

高卒であることが転職でどう影響したかは高卒の公務員が民間に転職して不利だったかに詳しく書いています。

地元を出た人を見て、思ったこと

同級生や元同僚には、地元を出た人もいます。

その人たちを見て思ったのは、うらやましいと、寂しいでした。

どちらも本音です。

いまは、地元を出る可能性はない

いまは、地元を出る可能性はありません。

結婚もして、子どももいるからです。

残るか出るかで迷っている人へ

私は「残る」を選びました。ただ、それが正解だと言うつもりはありません。出た人をうらやましいと思ったのも本当です。

そのうえで、残る側から言えることを書いておきます。

・残る理由は「地元が好き」「家族の近くにいたい」で十分です
・その代わり、仕事の選択肢は確実に狭くなります。そこは覚悟しておいたほうがいいです
・数が少ないぶん、求人は職種名で絞らず、業務内容まで全部読む
・年収は地域の相場に引っ張られます。私は「早く帰れる会社に移って、その時間で副業をする」ことで補いました
・リモートで外の会社に勤めるなら、未経験のうちは厳しい。研修や勤務地の条件も先に確認する

年収と時間の考え方は地方在住で転職するときの3つの選択肢に、副業の話は公務員がブログの副業で月50万に書いています。

地元に住んだまま、いまの経歴でどう評価されるかを確かめたい人向けに、地域の条件がない(全国対応の)サービスを並べておきます。

ミイダス(無料の市場価値診断)

  • 年齢制限なし
  • 全国
  • 登録のみ・面談なし

エージェントではなく、登録すると想定年収と適性診断が出るサービスです。担当者から電話がかかってくる形式ではないので、まだ動くと決めていない段階でも使えます。
年齢も地域も学歴も条件がないので、30代でも地方在住でも試せます。

第二新卒エージェントneo

  • 18〜28歳
  • 全国対応・オンライン面談可
  • 高卒・中退・既卒OK

名前のとおり第二新卒向けですが、高卒・中退を対象だと明記している数少ないサービスです。オンライン面談で完結するので、地方に住んだままでも使えます。ただし29歳以上は対象外です。

UZUZ第二新卒

  • 18〜29歳
  • 全国対応
  • 高卒以上

名前は第二新卒向けですが、在職中の転職希望者も対象です。最終学歴が高卒以上であれば使えます。地域の指定がないので、地方に住んだままで問題ありません。
29歳までです。

※いずれも無料です。私自身はこれらを利用していません(私が使ったのはリクルートエージェントです)。条件で選べるように並べています。登録しても、必ず転職しなければいけないわけではありません。

まとめ

・地元を出なかったのは、地元が好きで、両親の近くにいたかったから
・住んだまま首都圏の会社に勤める道は、実務経験がなくて落ちた。数年の首都圏研修も現実的ではなかった
・残ってよかったのは、慣れた場所、地元の行事、海・山・川がそろった環境
・不利だったのは、仕事が選べないこと。給料の高い仕事は学歴で弾かれた
・地元を出た人には、うらやましさと寂しさの両方を感じた
・結婚して子どももいるので、いまは地元を出る可能性はない

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